なぜミュージシャン・役者は薬物使用者が目立つのか?【西洋占星術的考察】

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こんにちは!今日もご覧いただいてありがとうございます☆

今回は西洋占星術では少し有名な話をしたいな~っていう気分でしたので、もし良ければお付き合いください!

ミュージシャンやバンドマン・アーティストたちに共通する、ある感覚

ミュージシャンや芸能人が薬物使用で逮捕されるというニュース。

一年に数回は、こういったニュースを目にしますよね。

そこを占い視点で探っていこうと思います。

西洋占星術では、個人の特徴や才能を知るのに良いのですが、こういったアーティスト系の方々にはある惑星の特徴が強く現れていることが多いです。

それは、【海王星】です。

海王星は、とても強力な影響力を持っています。

西洋占星術的に、海王星の意味するところは

  • 目に見えないもの
  • 感受性
  • 神秘的
  • 夢や想像力
  • 芸術的なもの
  • 嘘や詐欺
  • 液体
  • 気体全般
  • ミスト状のもの
  • 薬品

このようなものがあります。

あら、もう出てきちゃった薬品w

そうなんですよお。海王星は薬という意味を含んでいます。
それには、ドラッグや麻薬も含まれます。

それから、芸術全般も、海王星の意味として含まれています。

これらを見ると、音楽や絵を描く人が、自分の想像(=目に見えないもの)をふんだんに駆使して、現実世界に曲や作品として送り出すので、ミュージシャンやバンドマン、芸術に携わる方々は自分の持つ海王星的な能力を発揮している(または海王星の星座・魚座である)ことが多いと言えます。

そうすると「あ~ハイハイ、おんなじ海王星の意味の中に、芸術と薬という意味があるからなのね~そーなのねー」って思いますよね。

確かに海王星の意味を見ると、芸術も薬も同じカテゴリーなのですが、それは一体どういう事なのでしょう??

顕在意識と潜在意識の間に存在する…「ある意識」について。

ちょっと私ドラッグやった事無いので、ドラッグがどんな体感をもたらすのかを経験したことは無いのですが音楽は作曲するぐらい好きな時もありました(笑)ので、音楽に超入り込んでいる時の感覚は分かります。

なんか、自分の中の深い感覚に潜り込んでいるような感じで、だけどすごく楽しいっていうか気持ちいいんですよね~。

その世界観に包まれて、自分という意識よりも感覚の方が優位になるっていうか…。
自分の世界観と、その空間にいる人々がまさに一体になってフワフワと意識が広がっていく感じ、すごく良いですよね。

皆さんも、大好きな曲にノリノリで集中している時とかに感じる気分とか、一体感がありませんか?ありますね??

あ、スポーツをされる方だと、精神的に高揚したときに普段でないような力がでたり、技が決まったり、体が思っている以上に言うことを聞いたりする【ゾーン】という状態にたまになる時ありませんか??

 

こういうのを【変性意識】状態といいます。

 

私達は、こうして起きていて普通~~~に過ごしている時は、【顕在意識】状態にあります。

これは、自分の行動や考え方を「あれは出来る、これは出来ない、やらない」という風に頭で認識できるものとしています。
自分で考えられる範囲の意識って感じでしょうかね。
「さあ!意識を楽しい方にもってこ!!」ってやる意識は多くの場合この顕在意識になると思われます。

【潜在意識】これは、自分が自分で認識できていない能力・考え方の部分です。
自分で認識していないだけで、確実に普段の行動に影響を与えているのがこの潜在意識の部分です。
潜在意識は、私たちが忘れた・もう思い出せないと思っている出来事や感情も確実に記憶しています。ふとした時に、自覚なく出てきます。
そして、潜在意識を変えることは普通ではなかなかできず、コツが要ります。
私たちの意識の90%はこの潜在意識によって支配されていると言われています。

 

さて、この【顕在意識】と【潜在意識】ですが、普段の私たち(顕在意識)が自分の潜在意識にアプローチしようとしても、出来ません。そもそも意識すらできません。

潜在意識には、私たちのこれまでの計り知れない量の情報がしまい込まれています。ここから貰える叡智やアイディアは相当なもの…欲しい(ゴクリ)

ですが、顕在意識(普段の私達)と潜在意識の間には、高すぎる壁があるのですね。

なんですけど…

その二つを繋ぐ、【ある意識状態】があります。

それが!!【変性意識】状態と呼ばれるものなのです!!!

変性意識の役割とは?

変性意識状態とは、潜在意識と顕在意識の間にある壁を失くす、そんな役割があります。

つまり、私達が自分で【潜在意識】の部分に到達することが出来る状態になるということです。

そうすると様々な不思議な力が引き出されることがありますが、それが潜在能力なのでしょう。
この状態を利用すると、スポーツマンならゾーンやランナーズハイと呼ばれる、普段の自分の実力以上を引き出す状態になります。
霊能者やシャーマンなら、自身に神や精霊などを感じ取り、それを表現します。
芸術者なら、世の中こんなに作品に溢れかえっているのに、なお斬新でオンリーワンの作品を形にすることが出来ます。

それが変性意識状態を利用している一つの例です。

仏教に伝わる言葉ですと、末那識(まなしき)と呼ばれているそうです。
瞑想の過程にて辿り着くみたいです。

「え!!変性意識ってマジスゲー!!なりたい!!」

って思うじゃないですか。

単なる軽い変性意識状態なら、飲酒した時の感じで味わえます。
薬物を使用した時の状態も、酔っぱらった時の変性意識状態に似ているのでは、と考えています。

ですが、このように科学的な成分に頼って変性意識状態に自身を導くのは、依存性も高まってしまいますし体に害を及ぼすので危険だと感じます。

そこで、変性意識状態に導く古くからの安全な手法として瞑想(マインドフルネス)があるわけなんですね。

頭で思考するのをやめ、呼吸や筋肉の動きだけを感じ取り、心を静めると。

あとは、寝入る瞬間や寝起きの瞬間も、変性意識状態に近く、この時に【なりたい自分】を想像すると潜在意識に刷り込まれやすく、その後の人生を変えやすくなるようで、実践している方が多くいるようです。

ですから、変性意識状態とは潜在意識から自分の望む形で能力を引き出しやすくしたり、潜在意識に新しい何かを刷り込ませたりしやすくする状態なのです。

変性意識状態の落とし穴

凄く良い状態だと感じますが、変性意識状態にも危険性があると感じています。

まず、【依存性がある事】です。

なぜでしょうか?

変性意識状態とは深くリラックスした時になる、とても気持ちのいい意識状態なのです。
そこには癒しがあり、たとえツラい現実に身を置いていたとしても、変性意識の世界はとても優しく甘いものです。

ですから、瞑想によって自力で変性意識状態になるのが一番安全で、薬品や外的刺激(嗜好品やセックス)にて許容量をこえた快感(これも変性意識状態)を憶えてしまうと依存症に繋がりやすいと考えられます。

それともう一つ。

変性意識状態にある時は、自分に全く嘘が付けなくなると考えられます。

あの、酔っぱらった人がメッチャ普段絶対言わないような本音を言いまくる、あんな状態です。(そして本人は憶えていない)

場合によっては倫理観を超えてしまっている自分をさらけ出す羽目になってしまう事がありますから(それも宇宙の視点で考えると、人間のカワイイたわごと程度ですが、現実としては大事なものを失くします)、できれば瞑想などで自分の芯を保ったまま変性意識状態に導くのが正解と思います。

ミュージシャンや芸能人の薬物使用について

こういう立場にいる方々というのは、海王星の影響が強い…つまり変性意識状態に辿り着きやすい体質みたいなものだと考えます。

ですから、潜在意識に眠っている才能や能力をある程度意図的に引き出すことが上手であり、そこから素晴らしい演技や想像力、世界観を繰り広げることが出来るのだと思います。

そして、問題だと思っているのはその後…

変性意識状態から覚めた時、(つまり気持ちのいいゾーン状態が終わった時)目の前にある世界は本っっ当に夢の無い現実ばかりが強調されてしまうところにあるのではないでしょうか。

実際の世界は、夢や創造のようにドラマティックではない部分(生活感のあるところとか、事務的な仕事とか面倒な部分)がたくさんありますが、それらが彼らの世界観にそぐわない。とても気持ち悪い、違和感を感じるという感覚になる。

肉体的に疲れていたり、精神的に追い詰められていると、変性意識の気持ちの良い世界を求めて深酒をしたり、何らかのきっかけで手を出したドラッグにその現実逃避の世界観を求めたりするのでしょう。

芸能人なんかは激務ですし、根が優しい人は仕事をぎゅうぎゅうに詰め込んで、そのような状況に陥りやすいと考えられます。

海王星の世界は最初甘やかしてくれるようです。

ですが、その夢から覚めた瞬間、一気に目の前に広がる現実(激務)にまた耐えきれない。そして、またドラッグで現実逃避し気持ちのいい世界を求める…。
(依存性のあるものならなんでも。)

これが海王星のループなのでしょう。

なかなか扱いが難しい海王星の世界でございます。

最後に…

ですがこの夢見がちな部分を自分で認識し、しっかりと現実的な部分を実生活でこなしていく力を養ったり(自分流の生活のルールを設けるなど)、きちんとした自己表現の方法や、日常の世界観づくりを身に付けたりすると、豊かな想像力が自分の人生に役に立つものになると考えられます。

実際、自分の中のイマジネーション(海王星)と上手に付き合っている人は、誰よりもシビアに現実を見つめているものです。

夢の世界を表現するには、言語力、知識、技、実務が必要なのです。

自分の世界観を適切に表現するために一番必要な技量は何か…

これをしっかりと見定めることは、自分自身をしっかり見つめ直すことから始まると思います。

今後は自己表現の時代がやってきます。この海王星の部分は、私たちに強いインスピレーションを与え、より大きい結果へと導いてくれる力となる事でしょう。

溺れることなく、付き合っていきましょう!

本日も、ここまでお付き合いいただきありがとうございました☆

 

 

 

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